【 研究室紹介 】

本研究室の領域は,運動生理学と呼吸器や循環器に障害を抱えている方を対象としたリハビリテーションです.運動生理学的な視点に基づき,リハビリテーション技術の効果検証に関する「基礎研究」とリハビリテーション方法の開発に関する「臨床研究」です.

基礎研究として,若年者や高齢者を対象とし,主に呼吸代謝測定装置や運動負荷装置を用いた呼吸循環反応の測定や体組成計,骨密度測定装置,呼吸機能検査装置などを用いた生理機能の測定を行っています.呼吸障害や循環障害のほか,様々な障害に対するリハビリテーション技術の効果を検証することを目指します.また,臨床研究では,呼吸循環障害の方,呼吸循環障害を合併している方を対象としたリハビリテーション方法の開発という観点から,様々な機能障害に対する介入研究を医療機関と連携,協力を得て実施しています.

現在,私も大学の許可範囲内で医療機関にて臨床活動を行い,そして,臨床現場の理学療法士と定期的に研究会を開催し,リハビリテーション介入やその効果についての情報交換を行っています.本研究室の目標は,少しでも障害を抱えている方における生活の質(Quality of Life:QOL)の向上につなげるために,リハビリテーションの臨床現場で活かせる研究を行うことであり,そのために日々,研究活動や臨床活動に励んでいます.

私の研究テーマは,1.呼吸不全患者および心不全患者に対する新しいリハビリテーションプログラムの開発,2.フレイル・サルコペニア対策に関する研究,3.栄養療法と神経筋電気刺激療法の効果検証,4.呼吸筋トレーニングや運動耐容能(最大酸素摂取量)改善に関する基礎研究などです.これまでの私の活動は,本ホームページの業績欄をご参照ください.

本研究室では,臨床現場で活かせる研究能力を持つセラピストを育てたいと考えています.そして,運動生理学や呼吸循環系のリハビリテーションに関心のあるセラピストと共に,楽しくディスカッションしながら質の高い研究が遂行できるよう,尽力していきたいです.しかしながら,私自身,まだまだ経験不足であるため,諸先輩方からの多くのご指導とご助言をいただきながら研究活動を邁進していきます.今後ともどうぞよろしくご指導くださいますようお願い申し上げます.

代表;三川 浩太郎

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